「テストで100点取ったら、好きなもの買ってやるぞ」なんてことを子供時代に言われた、または自分の子供にも言ったことがある方はどのくらいいますでしょうか。

僕も「定期テストで学年5位内だったら」と葉っぱをかけられ、バカ素直な僕は実際結果3位を取って鼻を明かした経験があります。

このご褒美の与え方ですが、実は科学的、つまり実験によって統計を出されていて、「成績が上がる褒美の与え方」と「成績が上がらない、意味がない褒美の与え方」が分かっています。今日はその話をします。

ちなみに冒頭の例は「成績が上がらない、意味がない褒美の与え方」です。

褒美を与えないほうがよい子供の特徴

勉強を好きでやっている子供には、褒美を与えないほうがいいです。このタイプの子供は「内的な動機」で勉強をしています。それを褒美という「外的動機」にすり替えてしまうと「内的動機」が無くなってしまうリスクがあります。

勉強のモチベーションが高い子供には褒美は与えなくて大丈夫。勉強が嫌いな子供にはご褒美作戦でいきましょう。

成績のあがる褒美のあげ方

ハーバード大学のフライヤー教授は、報酬による学力の因果関係について実験をしました。

実験内容は「結果(アウトプット)に対して褒美を与えられる学生」と「読書や宿題などの、行動(インプット)に対して褒美を与えられる学生」どちらが学力向上に寄与するのか。

アウトプットに対してインセンティブがあるほうが、結果にコミットしてそうだから、成績が上がりやすそうな気がしますが...学力テストの結果、インプットに対してご褒美を貰っていた学生のほうが学力が向上していたことがわかりました。

褒美の大きさは結果報酬側の学生のほうが大きかったのにも関わらず、行動報酬側の学生のほうがスコアが伸びているのです。

これはどういうことかと言うと、行動報酬は、勉強をするだけ褒美が貰えるのだから、どんどんやろうとするのです。結果、学力が伸びていくということです。

単に成績が上がったらご褒美をあげるルールだと、点数を上げるために結局何をしていいのか分かりません。だから、実際の成績が上がる行動を取れないのです。結果のためには手段を選ばない方法を取る子もいるかもしれませんね。

一方、行動報酬の場合は、やることが明確です。そのやるべきことが、成績の上がりやすい効率的な勉強方法だとしたら、どんどん勝手に賢くなっていくということです。

僕が親だったらこんな行動報酬を与える

僕が親で、子供が勉強嫌いだったら、このような行動報酬を与えます。小学生の設定です。

・歴史の漫画を一冊読んだら100円
・算数のドリル1ページで10円
・本を一冊読むと300円
・クラスで挙手をして答えたら20円
・朝15分勉強したら50円
・寝る前の15分勉強したら50円
・家で友達を集めて勉強会を主催したら500円
・学級委員になれば毎月の小遣いにボーナス1000円プラス

これでおそらく1日あたり300円くらい稼げて、1ヶ月で9000円。これなら塾に行かせるよりも安上がりです。このルールでお金を稼がせて、お金の使い方も学ばせれば、一石二鳥。

「友達を集めて勉強会を主催」っていうのも面白いでしょ?リーダーの器と社会性を身につけさせるためにも一役買うし、僕なら絶対にやります笑

お金に動機を全部持っていっていいの?と思われたかもしれませんが、お金のために本気になれる素養も作ったほうが生きやすくなると考えます。しかも、自分の努力で得たお金は、散財せず、大切に考えて使う傾向があります。お金に対する姿勢も学べるのでおすすめです。

ただ、小学生の場合は、お金よりもメダルやトロフィーの方が動機付けが大きくなるとの研究結果もありますので、お子さんに合わせると良いでしょう。

 

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