木星は、善の意識。人格的な役割は例えるならば母親。この母親は、神経質的な人格ではなく、肝っ玉母さんですね。腹が座っていて、善いものはどんどん伸ばしていこうとするふくよかな母親像の意識です。
善いものは、増やしていこうとしますし、多ければ多いほど良いと考えるように、木星はその善きイメージを拡大させようとします。それが行き過ぎたものになっても、木星は気づきません。拡大を締め付ける役割は今度説明する土星です。木星では、土星が敷いた枠組みまで善きものを満たそうとしていきます。
木星は星座のテーマを、どんどん増やしていこうとします。獅子座に木星がある必要は、嫌でも目立ってしまうような星の下に生まれてきていますね。にぎやかな印象を持ち、自分を印象付ける能力に長けます。退屈な生活に耐えられない特徴もあります。派手さ、表現、個性に対して善のイメージを持っています。
第2ハウスに木星がある人は、金運があります。特に45歳移行は物質的に豊かな生活をするでしょう。ハウスは昨日のホリエモンの記事に解説が軽くありますが、出生時刻が分かるとハウスは分かります。
牡羊座の木星は、行動すること・挑戦することに対して善きイメージがありますので、大胆に行動します。特に中年移行、大きく挑戦することになります。
蟹座の木星は、平凡な生活を好み、仲間・家族を保護する気持ちを大きいことから、実際に仲間・家族から恩恵を受けることが多いです。情が深い特徴もあります。成果主義に対して意義を唱えるタイプでもあります。情や仲間、同質に対して善のイメージがあります。
木星の位置によって、大して苦労しなくても恵まれやすい分野が分かるので、穏やかに生きていきたいなら木星に注目すると良いでしょう。