成績を上げる、賢くさせるというのは、仕組みです。親の努力のみで子供を成長させようとすれば、いつも子供に時間をかけられるわけではないので、ムラが出来てしまい、確実な成果には結びつきません。そこで、成績が爆上げするご褒美プログラムは、子供が勝手に賢くなる仕組みでした。

今回のテーマは「子供を一流に育てる褒め方」です。褒められるために勉強するわけではありませんが、褒められたら(➡︎認められたと思うので)やっぱり嬉しいものです。

褒めは教育において欠かせない概念ですが、子供に対して、気分でなんとなく褒めていませんか?

なんとなくの褒め方が、数十年先の未来において大きな損を生んでいるかもしれません。

実は褒め方にもコツがあります。褒め方で一流は作れます。

自尊心を上げるために褒めてはならない

「自尊心を上げると、学力が伸びる」そう信じて、お子さんや生徒を教育されてきた方、中にはいるかと思います。

しかし、心理学者のバウマイスター教授の研究によると「自尊心を上げると学力があがる」というのは科学的根拠がないどころか、むしろ成績を下げる要因になる可能性が高いということが分かっています。

学力の高い生徒が結果的に、自尊心も上がるのであって、自尊心が高いから賢くなるわけではありません。自尊心をくすぐって身につくのは自信ではありません。向上心を失った傲慢さです。

また、結果に対して褒めるのも原則タブーです。仮に子供が100点で褒められた場合、それ以外の点数では褒められないことを子供に暗示させてしまい、100点以外は価値がないと無意識に思い込ませてしまう恐れがあります。

もし100点でついつい褒めてしまったのであれば、100点以外の点数を取ってきた時も褒めてやると良いでしょう。満点だから褒めたのではない、頑張っていることを褒めているんだよ、ということを上書きで暗示させます。

行動回数×行動の質を高める褒め方を

結局は個人の行動回数×行動の質で人生は決定されます。褒める時は「行動回数を増やすこと(努力)」・「行動の質をあげること(適切な手段)」を意識しましょう。これら二つが善であることを学ばせます。

例えば、行動回数だけが高い例として、一単語を100回書いて覚えようとする努力。手段が間違ってます。努力に見合った価値がありませんから、こういう場合は褒めず、その行為がどれだけ無意味かを説きます。

努力が報われない場合、主な原因は行動の質(努力の方向性)にあります。勉強法などは先生以上に学んでおく必要があります。

先生だからといって、教育のプロとは限りません。彼らの多くが、自分が受けた教育方法で教育しようとします。いろんな先生を見てきていますが、経験ではなくデータを基にして考える先生はまだまだ少ない印象です。

行動回数と行動の質が伴った時に褒めると良いです。その方向性で合ってることを伝えてあげる。単語100回の例で褒めてしまうと、やみくもに頑張ることが正義になってしまうので。

行動回数とは、努力に対して褒めるということ。そして行動の質ですが、どういうことをさせて褒めればいいか次の項目で例を上げておきます。

行動の質を高める行為

それではどのような行為が、行動の質を高めるのかをちょろっと紹介します。子供に以下のことを調べさせたり研究させたりすれば、自ずと精度の高い勉強をさせるように導きます。

例えば
・成績の高い友達をリスト化すること
・その友達が1日にこなす勉強量や、使っているテキストを調べまとめること
・勉強法に関する本を読むこと
・無駄なことを省き楽をすること

行動の質を上げるということは、つまり「勉強の方法」の勉強をさせるということです。そういうことに対して褒めてやる。頭の良い友達がやっている習慣をまとめた結果、どういうことが分かったか、それを実生活にどう活かすかを話させる・書かせると良いでしょう。コミュニケーション・プレゼン力も付きます。

無駄なことを省き、楽することも大いに褒めましょう。質を上げるとは量を減らすことでもあります。努力量を増やしながら、無駄を省いていく、一見矛盾したように思えることをうまく統合できる人間は、かなり賢くなります。

無意味なことに大きな努力を割いているかな、と感じた場合は、お子さんに「それをやり続けて本当に意味があったか問う」「実際にテストをしてみて検証させる」が効果的です。「成果に結びつかない自己満足の努力は悪である」と学ばさせることで、「何のための行動か」を考える人間になり、行動の質はみるみる上がっていきます。

適切な方法で行動回数を増やし、習慣とする。これが一流の人間がやっていることです。普段の勉強を通じて、一流の人間を育ててしまいましょう。お子さんの将来が楽しみになってきますよ。

純粋な喜びを表現するのが一番

効果的な褒め方を書いてきましたが、結局は親の純粋に喜ぶ姿には敵いません。喜びの感情をどんどん出しましょう。例えばテストで100点の場合、子供に向かって褒めるのではなく、「おおおすげぇぇぇ!!」と親自身が喜べばいいのです。

親が喜んでくれること。それこそ、子供にとって、自分自身に向けられた褒め言葉よりも幾万倍の励ましとなり、救われるものなのです。大切な人のために本気で頑張れる人間が一流になれるのです。

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